浄土宗
東京八王子市

相即寺

TEL : 042-622-7589
FAX : 042-628-5699

相即寺に
ついて

相即寺
概要
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山号東原山(トウゲンザン)
院号浄土院
寺号相即寺
本尊阿弥陀如来
総本山知恩院
大本山増上寺
宗祖法然上人
創建天文十五年(1546)
開山上人天蓮社忍誉貞安上人

相即寺
由緒
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相即寺は、天文15年(1546) 忍誉上人が開創した、東京八王子市の陣馬街道筋にある浄土宗の寺院です。

江戸時代には徳川幕府から御朱印を受け、念仏道場として多くの人々が訪れました。


境内山門左手にには地蔵堂(延命閣)があり、堂内に延命地蔵を安置し、その周囲に150躰の石の地蔵があります。

この地蔵堂は明和8年(1771)に建立され、天正年間八王子城落城時、同寺縁故の283人の戦死者の首を引取って堂内に埋葬し、その霊を供養したものです。

また、児童文学作家古世古和子氏が「家出ねこのなぞ」「ランドセルをしょったじぞうさん」など童話にも取りあげたランドセル地蔵があります。

相即寺は関東百八地蔵尊霊場百二番札所でもあります。

ランドセル地蔵

第二次大戦中の昭和20年、東京品川より疎開して来た神尾明治君(当時九歳)が米軍戦闘機の銃撃で幼い命を落としました。

知らせを受けてかけつけた母親が堂内150躰の地蔵の中から、亡くなった明治君によく似た地蔵を見つけ、

その背に生前大切にしていたというランドセルを背負わせて供養したことが、ランドセル地蔵の縁起となりました。


ランドセル地蔵の御開帳は6月23日、7月8日、8月8日の年3日間になります。

相即寺
沿革
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・天文十五年 (1546)
開山天蓮社忍誉貞安上人によって相即寺開創。
・慶長十年(1605)
第二世應蓮社讃誉上人、大善寺・長円寺・大昌寺開山。著作『説法色葉集』
・慶安元年 (1648)
第七世頓蓮社覚誉上人、第3代将軍徳川家光公から朱印状を受ける。
・享保十五年 (1730)
中興・第十一世遣蓮社迎誉上人、本堂・坊舎・土蔵(文庫)建立(大修繕含む)
・明和八年 (1771)
第十三世超蓮社常誉上人、地蔵堂建立・石仏地蔵尊造立、万目供養仏・延命地蔵尊奉建。
・天明九年 (1789)
加藤甚左衛門により高さ1.9メートルの銅造地蔵菩薩坐像が建立。
・昭和三十六年・五十六年から五十八年 (1961・1981~1983)
中興・第二十七世覚蓮社法誉上人、本堂屋根改修・銅板工事、山門及び延命閣の大修繕、ブロック塀及び参道造建。
・令和三年 (2021)
第三十世 光蓮社明譽瑚阿 就任、現在に至る。

※相即寺 歴代住職史より抜粋

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